転職活動で重要になってくるのが職務経歴書です。多くの企業では、まずこの書類で書類審査を行い、ここで落ちてしまうと面接すら受けられません。つまり、職務経歴書は転職活動の最重要資料と言えます。
しかし、IT未経験者の場合、「ITの職務経歴が書けない…」という大きな壁にぶつかります。これでは転職市場で圧倒的に不利な状況です。
では、どうすればいいのでしょうか?
この記事では、その解決策をお伝えします。
職場の「IT担当者」を目指そう
たとえば、今あなたが営業職だとします。IT業界に転職したいものの、ITの経験がない…と悩んでいるかもしれません。
そんなときは、まず身の回りを見渡してみましょう!
あなたの職場に、こんな課題はありませんか?
職場のよくあるIT未導入の課題
課題①:勤務表や日報が紙ベース
課題②:毎月の業績を電卓で手計算
課題③:顧客管理がエクセルのみ
どれかひとつでも当てはまるなら、大チャンスです!
あなたがこれらの課題をITの力で解決すれば、職場に貢献しながらIT系の職務経歴を作ることができます。
ITの実務経験を「自作」する方法
課題①:紙ベースの書類を電子化する
紙をデジタル化するのはITの基本です。まずはエクセルで作成し、デジタル管理の仕組みを提案してみましょう。
課題②:手計算を自動化する
電卓ではなくエクセルの関数を使えば、計算ミスを防ぎつつ効率化できます。さらにマクロを活用すれば、別ファイルのデータも読み込めるようになります。
課題③:顧客管理の仕組みを作る
データベースの導入を検討しましょう。最初はMicrosoft AccessでもOK。ついでにSQLにも触れてみると、IT業界の基礎力がぐんとアップします。
経歴が書ければ、もう未経験ではない!
上記のうちひとつでも実践できれば、職務経歴書にITの業務経験として書けます。
「未経験者」ではなく「職場のIT担当者」としての実績ができるのです!
結論:経歴は作れる!
職務経歴は、自然にできあがるものではなく、自分で作るものです。
どんな職業でも、工夫次第でITに関わるチャンスは必ずあります。
この意識を持って1年間過ごしてみてください。
きっと、あなたの職務経歴はIT業界に近づいているはずです。
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